
ビジネスの打ち合わせやマーケティングの現場で、「ターゲットはF2層で…」「M1層向けのプロモーションを…」といった言葉を耳にすることはありませんか?
「F2層って30代だっけ? 40代だっけ?」 「そもそもなぜ男女や年齢で分ける必要があるの?」
このように、区分の詳細が曖昧になってしまうことも多いはず。そこで今回は、迷った時にすぐ確認できるよう、性別×年齢区分の定義から、各層の特徴、そして現代のマーケティングにおける注意点までを詳しくまとめました。
※性別の垣根を超えた「U層(Unisex)」という考え方も独自に追加しております。
目次
F1/F2/M1/M4/C…は「性別×年齢レンジ」の区分
この区分は、テレビの個人視聴率などでよく使われる 性別(F/M/U)×年齢(1/2/3/4) の表し方です。
- F:Female(女性)
- M:Male(男性)
- U:Unisex(ユニセックス)
- C:Child(子ども)
- T:Teen(ティーン)
年齢レンジ早見表
迷ったらここだけ見ればOKです。
| 区分 | 性別 | 年齢 |
|---|---|---|
| C層 | 男女 | 4〜12歳 |
| T層 | 男女 | 13〜19歳 |
| M1層 | 男性 | 20〜34歳 |
| M2層 | 男性 | 35〜49歳 |
| M3層 | 男性 | 50歳~64歳 |
| M4層 | 男性 | 65歳以上 |
| F1層 | 女性 | 20〜34歳 |
| F2層 | 女性 | 35〜49歳 |
| F3層 | 女性 | 50歳~64歳 |
| F4層 | 女性 | 65歳以上 |
| U1層 | ユニセックス | 20〜34歳 |
| U2層 | ユニセックス | 35〜49歳 |
| U3層 | ユニセックス | 50歳~64歳 |
| U4層 | ユニセックス | 65歳以上 |
ターゲット層の世代区分に用いるF層、M層、U層、C層、T層とは
簡単に説明すると、視聴率調査や、広告業界が、メディアやサービス開発などに、ターゲットとする世代区分(性別×年齢)として使われるマーケティング用語です。
※F4層やM4層、U4層は65歳以上と定義して追加しています。
F層とは
Fは、Female(女性)の頭文字をとっている。
- F1層・・・20歳~34歳の女性
- F2層・・・35歳~49歳の女性
- F3層・・・50歳~64歳の女性
- F4層・・・65歳以上の女性
※50歳以上を一括りに「F3層」と呼ぶ場合もありますが、高齢化社会に伴い65歳以上を「F4層」と分けるのが一般的になっています。
M層とは
Mは、Male(男性)の頭文字をとっている。
- M1層・・・20歳~34歳の男性
- M2層・・・35歳~49歳の男性
- M3層・・・50歳~64歳の男性
- M4層・・・65歳以上の男性
※女性同様、50歳以上をまとめて「M3層」と呼ぶケースもあります。
U層とは
Uは、Unisex(ユニセックス)の頭文字をとっている。
- U1層・・・20歳~34歳のユニセックス
- U2層・・・35歳~49歳のユニセックス
- U3層・・・50歳~64歳のユニセックス
- U4層・・・65歳以上のユニセックス
C層とは
C(Child)の頭文字をとっている。
- C層・・・4歳~12歳の男女
T層とは
T(Teenager)の頭文字をとっている。
- T層・・・13歳~19歳の男女
なぜこの区分が重要なのか?
マーケティングにおいてターゲットを絞る理由は、「限られた予算で、最も効果的な層にメッセージを届けるため」です。
例えば、「F1層(20〜34歳の女性)」をターゲットにする場合、彼女たちのライフスタイル(就職、結婚、出産など)に合わせたSNS広告やインフルエンサー活用が有効になります。一方で、性別を問わない「U1層(20〜34歳のユニセックス)」を狙うなら、特定の性別に偏らないニュートラルなデザインや、機能性を重視したWEB広告が効果的です。
このように、性別・年齢区分を知ることで「どこに広告を出すべきか」「どんな商品開発をすべきか」の指針が明確になります。
各層の主な特徴と傾向
代表的な層について、消費行動の傾向を紹介します。
- F1層(20-34歳女性): 流行に敏感で、自己投資や美容への関心が高い。SNSでの拡散力も強い「消費の主役」
- M1層(20-34歳男性): 趣味やガジェットへの投資を惜しまない。利便性やコスパを重視する傾向
- U1層(20-34歳ユニセックス): ジェンダーレスな価値観を持ち、シェアコスメやユニセックスファッションを好む。性別による固定観念を嫌う。
- F2層(35-49歳女性): 家計を握っていることが多く、時短商品や教育、健康への関心が強まる。
- M2層(35-49歳男性): 購買力は高いが、住宅ローンや子育てなどで自由に使えるお金が限られる面も。
- U2層(35-49歳ユニセックス): 共働き世帯が多く、夫婦で「シェア」できる家電や日用品を効率的に選ぶ。
【補足】現代のマーケティングにおける注意点
最近では、この「年齢と性別」だけの区分に限界を感じる声も増えています。
- 価値観の多様化: 同じ「F1層」でも、独身女性と子育て中の主婦ではライフスタイルが全く異なります。
- ジェンダーレス化(U層の台頭): 化粧品や家電、車など、かつては「男性向け」「女性向け」と分かれていた市場も、現在は「U層(ユニセックス)」として共通化が進んでいます。
- SNSの普及: 年齢よりも「趣味・嗜好(コミュニティ)」で繋がる時代です。
そのため、F・M・Uといった区分に加え、「どんな悩みを持っているか」「どんな趣味があるか」という**「ペルソナ(詳細な人物像)」**を設定することが一般的になっています。
まとめ
「F1層」「M2層」「U1層」といった用語は、マーケティングの共通言語として今でも非常に便利です。
- Fは女性、Mは男性、Uはユニセックス(男女共通)
- 1は20-34歳、2は35-49歳、3は50-64歳、4は65歳〜
この基本を覚えておくだけで、会議や企画書作成がスムーズに進みます。迷った時は、ぜひこのページをブックマークして見返してみてくださいね!
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